ロンドンくまのこ日記

ロンドンで食べたものと子育ての記録

妊娠中につらかったことなど

こんにちは。

 

くまのこもあと2か月弱で1歳です。

今日は妊娠中の思い出を。

もうすでに記憶が曖昧なところもありますが(´・_・`)備忘録もかねて。

 

私はもともと生理不順だったのと、ちょうど妊娠したあたりのときは、仕事もプライベートもかなり立て込んでて、生理が来なくても全然気にしてませんでした。

 

でも飲み会でお酒を飲んだときに、いつもだったら美味しく感じる日本酒が全然おいしくなくて。

その直前に雪がちらつく長野に出張だったので、てっきり風邪を引いたんだと思ってました。

なので、飲み会は一次会でお暇して、早めに帰ることに。

帰ったら薬飲まなきゃなーと思ってた帰り道に、ふと、あれ?と思いまして。

え?もしかして?!と。

で、たまたま家にあった検査薬使ったら今までラインが入ることのなかった場所にラインが入り、ふぁっ!?!( ゚д゚)ってなりました(笑)

 

その翌日すぐに病院の予約をとったのですが、予約が取れたのが3日後とかで、その間は気が気じゃなかったです。

 

妊娠中はつわりも軽くて気持ち悪くなることはほとんどなかったのですが

妊娠初期からかなり疲れやすくなったのと眠気でしんどく、

中期あたりから貧血っぽい症状が出て階段登るだけでヒィヒィ言ってて(結局途中から鉄剤が処方された)、

お腹が大きくなってからは夜中トイレに何度も起きてなかなか熟睡できない日が続きました。

 

ただそれ以外はお腹が張ることもなく、気持ち悪くなることもなく。

なので職場の上司や同僚から見たら、妊娠前と同じように働けるものだと思われてたと思います。

 

そのせいもあってか、全然引き継ぎをやってもらず。

もともと上司は「引き継ぎ者は自分で探して」という感じで。

私は職場では年齢がかなり下の方なので先輩に引き継ぎをお願いしなきゃいけなかったのですが、これが地味に結構しんどかった。。

引き継ぎの相手は男性もいますが女性の先輩ももちろんいて。しかも結婚してるけど子どもはいない人。

しかもしかも上司が話を通してるならともかく、自分で一からお願いしなきゃいけない。

そもそも後輩から仕事引き継ぐとか面倒なのにしかもその理由が妊娠って、、と思われてるのではないかと思うとなかなか言い出せませんでした。

 

また、本格的に引き継ぎをお願いするころには職場が忙しくなってしまい人手が足りなくなってきました。

会社も私が産休に入った穴を埋めるべく採用を始めたのですが、新しい人はいろんな理由があって結局産休後からしか勤務できなくて。

 

産休に入る1か月くらい前に、私がもともと担当してた仕事で派生案件が出て、上司に指示を仰ぐと、「初期対応は全部あなたがやって。産休入るまではあくまで主担当はあなただから。当たり前でしょ。」と冷たく言われました。

これもしんどかったな。。

 

別に妊娠してるというだけで仕事を軽くしてもらえるなんて思ってません。

むしろ自分が主担当でやり甲斐を感じてた仕事を人に渡すのは嫌だったし。

 

でも、引き継ぎを自分で探さなきゃいけなくて上司はノータッチとか

(でも上司のなんとなくの意向はあってその空気を読まなきゃいけないこととか)、

産休直前でどんどん身体は思うように動かなくなっていくのに主担当としてギリギリまで妊娠前と同じように働けとか、

なんかちょっと違うんじゃないかなとも思いました。

(それなりにハードな業種なのでなおさら。)

 

これが例えば、今みんな忙しいから出来れば産休までは可能な限りやってほしいんだけど体調どう?とか聞かれれば、「休むまで主担当として頑張ります!」って言えたのにな。

 

こんなの求めすぎなんだろうか。

これがハラスメントだなんて思ってませんよ。

でも初めての妊娠でナーバスになってる中で、些細なことに傷ついたりしました。

 

あと、職場のお局様的な方がいて、その人は10年くらい前に出産されてるんですが、当時は産休育休を満足にもらうことすらままならなくて出産して数か月で復帰したらしく。

私が長々育休を取ろうとしてることとか、引き継ぎの仕方とかが気に入らないみたいで陰口たたかれてました。

(その人に引き継ぐ訳じゃないのにな。)

分かったときは泣いたなぁ。

それは陰口の内容ではなくて、同じくナーバスな思いをしてきたのに、なんでそれを活かして他人に優しくなれないんだろうという悲しさからの涙でした。

 

今思い返せば自分が察してちゃんなところもあるのは分かって、

これを書いて次はこうしよう、ああしようと気持ちが整理できました。うん。

 

妊娠って短いようで長いんですよね。 

もちろん嬉しいこと楽しいこともたくさんありました。

今度はその辺りのことも思い出して書いてみます。